「ぎゃ、ぎゅ、ぎょ」などの拗濁音は拗音を表す❹+濁音の❺を組み合わせ、「ぴゃ、ぴゅ、ぴょ」の拗半濁音は拗音を表す❹+濁音の❻を組み合わせて表します。

「ぎゃ、ぎゅ、ぎょ」などの拗濁音は拗音を表す❹+濁音の❺を組み合わせ、「ぴゃ、ぴゅ、ぴょ」の拗半濁音は拗音を表す❹+濁音の❻を組み合わせて表します。

「か」の文字はローマ字表記なら子音「K」+母音「A」で「KA」と表します。「きゃ、きゅ、きょ」のように小さい「ゃ、ゅ、ょ」がついた文字は「KYA、KYU、KYO」のように子音「K」+「Y」+母音「A」で表します。
点字ではこの「Y」にあたる拗音を表す点字(❹だけの点字)との組み合わせで拗音を表します。
「KYA、KYU、KYO」はそれぞれ「Y」+「KA」(拗音点字+か)、「Y」+「KU」(拗音点字+く)、「Y」+「KO」(拗音点字+こ)の形になって拗音を表現します。

「がぎぐげご」などの「゛」のついた濁音、「ぱぴぷぺぽ」の「゜」のついた半濁音はそれぞれを表す点字があり、例えば「が」の場合は、「゛」と「か」を組み合わせて表記します。
その順番は、次の文字は濁音、半濁音ですよと分かるように先に「゛」「゜」の点字、その後に文字の点字がきます。だから、濁音と半濁音の文字は2つの点字が必要となります。

濁音は❺だけの点字、半濁音は❻だけの点字で表します。
以下は濁音、半濁音の文字の一覧です。

や行とわ行は、あ行の点をテトリスのように下の段に下げます。わ行はそのまま、や行はそれに❹を組み合わせます。点字にはカタカタとひらがなの区別がなくPart Ⅲと合わせてこれで50音が表現出来ます。



あ行は母音をそのまま、か行以降は子音と母音と組み合わせて表します。
ローマ字の表記と同じように「か」なら「K」と「A」で「KA」、点字なら「か行」の❻と「母音あ」の❶と組み合わせて❶と❻で「か」です。
ただし、や行とわ行はこのルールに当てはまらないので、別に覚えます。
「ん」は母音を使わず、このままで表します。

