8月 062013
 

【半真空調理】
ポリ袋料理では具材を入れたポリ袋を水の張ったボールの中に入れて、水圧で中の空気を抜きます
《メリット》
①半真空になることにより、調味料の浸透がよくなり、少量の調味料で済む
②ポリ袋で真空パック状態になり、煮崩れなどが防げる
③湯煎のお湯と直接接触する面が増えるので、火が通りやすい

《検 証》
①具材によっては隙間がたくさんできて、効果の割に手間がかかる
②ストローで中の空気を吸い出してみましたが、これも難しく、液体や生肉などの場合は衛生面、食中毒面で問題がある

《結 果》
子どもたちが料理をするということを考えて、完璧に半真空調理するという側面より、できるだけ空気を抜いて湯煎調理という面を強調
①湯煎をしている間に中の具材や空気が膨張するので、なるだけ根元の方からビニール袋をねじり上げて、上の方で「引き解け結び」をする
(お湯の量や同時に調理する数によって、出来上がる時間も前後するので、封を開けて確認できるように、また出来上がった後、開封しやすい)
②料理のメニューによっては中の具材が多い場合は途中で混ぜられるように空間があるようにするのも一つの方法
③落とし蓋やお皿を鍋に敷く代わりに、空気を少し入れてやや浮き気味の状態にして鍋底に接触しないように調理するのも可能
(落とし蓋…本来調理の際に、材料の上にかぶせて使う蓋ですが、わざわざ持って行くかは別として、100均などでステンレス製の大小様々なものが販売されています)

ポリ袋料理 米落とし蓋