ポリ袋料理に必要な準備物【ポリ袋】
《注 意》
100℃以上の耐熱が必要なので、ビニール袋では不適とあります。
ポリ袋の耐熱表記には冷凍を想定したマイナス30℃など記載がありますが、高温の方の記載はありません。ポリ袋の素材には低密度ポリエチレンと高密度ポリエチレンがあり、今回調理に使用する高密度ポリエチレンの方は、耐熱は120〜130℃くらいはあるようで水の沸点100℃を超えていますが、鍋などの調理器具の底に直接触れないように注意しないといけません。
また、子どもたちが袋を真空状態にするのは少々手間なので、ジップロックなどのチャック式のものを検討しましたが、ジップロックは耐熱温度約100℃で、加熱を想定したものではなく、鍋などに触れた部分が耐熱温度を超える可能性があるために湯煎は避けてくださいとなっています。チャック式のポリ袋は諦めて、普通のポリ袋を選定。
《購 入》
高密度ポリエチレンはスーパーなどに設置されている半透明なロール式のポリ袋に見受けられますが、いざ店舗で購入しようとすると高密度ポリエステルと明記されているものはほとんどありません。大概のものは材質:ポリエステルとのみの記載で、まれに低密度ポリエステルと表示されているものもあります。半透明なものが高密度ポリエステルの可能性がありますが、以下にそれぞれの特徴を記載いたします。
●高密度ポリエチレン(HDPE)
特 徴:半透明でフィルムが硬く、コシがあり、引っ張り強さに優れる
耐熱温度:融点は150℃で、湯煎には耐えられる
●低密度ポリエチレン(LDPE)
特 徴:透明性があり、耐衝撃性に優れる
耐熱性:融点は110〜120℃、実用温度はそれより低く、耐熱性に劣る