アクリルで作った座標定規。
3mmの厚みなので丈夫さは保証付きですが、ちょっと存在感がありすぎるかも。(^_^;)
キーホルダー用の穴も開けていますが、もう少し小さい方が携帯性が上がりますね。

アクリルで作った座標定規。
3mmの厚みなので丈夫さは保証付きですが、ちょっと存在感がありすぎるかも。(^_^;)
キーホルダー用の穴も開けていますが、もう少し小さい方が携帯性が上がりますね。

座標定規で座標を読む際に、スカウトハンドブックでは500m(2cm)刻みを推奨されているようなので、1/25000の縮尺用の座標定規も改訂。
ハンドブックに載っている逆L型の読み方にも対応させました。
PDFファイルはハガキサイズからA4サイズに4つ配置するように変更。
ダウンロード>>座標定規(PDFのページが開きます)

磁北…コンパス、方位磁針が指す北の方向
真北…本当の北、地図の上
というのは、ご存じでしょうか。
この磁北と真北のずれが日本では西にずれていて、地形図にも地図ごとに記載されています。
下記の地図では「磁針方位は西偏7°0′」となっています。

・ずれは数値的にも大きく、考慮する必要がありますので、読図がしやすいようにあらかじめ磁北線(赤色)を引きます。
・分度器や座標定規、あるいは三角関数を使って計算し、まず1本引き、あとはそれに平行に4cm置きに引きます。


・地図の縦の長さは419mmなので、tanθ×419mm、左に点を取り線分を結びます。
今回はθ=7度なので、tan7°=0.1227845609029、左に51.4mmの位置になります。
現在ではGPSやGPSを搭載したスマホもあり、位置を経度、緯度で確認することは可能ですが、ボーイスカウトでは2万5千分1地形図に座標線(方眼)を引き、位置の指定は6桁の座標、ベンチャー以上で必要であれば8桁の座標で表します。

1)地図の左下を基点とし、縦横に2cm間隔で青線を引きます
2)基点より、縦横それぞれに01、02…09、10…と数字を記入

3)座標定規などを使って、2cm間隔(500m)のマス目をさらに10等分して座標を読みます
・見本の石切山の三角点の場合、地図に記入した座標は横06、縦02
・座標定規を使って10等分した座標は横2、縦4
座標は横縦の順に表し、横062、縦024、座標としては062024となります
4)8桁読みの場合は、線上近くなら0、線と線の間のマス目なら5ともう1桁ずつ追加します
・石切山の三角点の場合なら、06250245となります
少し見にくくなりますが、1/25,000と1/50,000の縮尺兼用の座標定規を作成。目盛りの太さに差異をつけて少しでも見やすくしようとしていますが、プリンタの解像度によっては差異は出ないかもしれません。
私自身は、イメージセッターという出力機を使用。
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