2月 012014
 

《司会進行》
ブレインストーミングの司会は、アイデアの連鎖を上手く導き出し、ともすれば脱線しやすい話を元に戻す役割が必要です。発言が苦手な人のアイデアには分かりやすく導き出すように振るフォローも要ります。順番に提案していくうちに他の人に先に言われたりする場合もあるでしょうが、順番が回ってきても「パス」ではなく、アイデアの積み重ねや一部を変化させたりして提案してもらうように仕向けます。飽きが来ないように提案の回数は3巡くらいが適当でしょう。
司会の心得をまとめますと、

1 自由に話せる雰囲気を作り、楽に発言させ、批判や悪口の類いは制止する
2 アイデアの連鎖を引き出し、脱線する前に元に戻す
3 個々のアイデアを組み合わせて、さらなるアイデアを導き出す
4 アイデアを羅列するだけではなく、プログラム展開しやすいように少し掘り下げる
5 アイデアの目的を明確にし、ポイントをはっきりとさせる
6 参加者全員が発言できるようにコントロールする
話し上手な人や年長者が結果的に一人で話している風になってしまわないように心がける
7 会議の始まりと終わりの時間を明確にし、一人3分間ほどの感じで進行し、ダラダラと続けないで切り上げるようにする
8 最後に出てきたアイデアを今回のテーマに沿って分類し、全員でざっくりと取捨選択する