8月 072013
 

《冷やご飯》
キャンプでは飯ごうで炊いたご飯が余ることは少なからずあります。その場合、完全に冷え切る前におにぎりにしたり、次の食事で冷やご飯として食べたりとやや残り物扱いとなります。
冷やご飯もポリ袋に入れ平たくして温度が全体に行き渡るようにすれば、2〜3分の湯煎で元の温かいご飯になります。同時にドンブリやカレーなどをポリ袋料理で作れば、食事の主役に返り咲き。

ポリ袋料理 冷やご飯

8月 062013
 

【半真空調理】
ポリ袋料理では具材を入れたポリ袋を水の張ったボールの中に入れて、水圧で中の空気を抜きます
《メリット》
①半真空になることにより、調味料の浸透がよくなり、少量の調味料で済む
②ポリ袋で真空パック状態になり、煮崩れなどが防げる
③湯煎のお湯と直接接触する面が増えるので、火が通りやすい

《検 証》
①具材によっては隙間がたくさんできて、効果の割に手間がかかる
②ストローで中の空気を吸い出してみましたが、これも難しく、液体や生肉などの場合は衛生面、食中毒面で問題がある

《結 果》
子どもたちが料理をするということを考えて、完璧に半真空調理するという側面より、できるだけ空気を抜いて湯煎調理という面を強調
①湯煎をしている間に中の具材や空気が膨張するので、なるだけ根元の方からビニール袋をねじり上げて、上の方で「引き解け結び」をする
(お湯の量や同時に調理する数によって、出来上がる時間も前後するので、封を開けて確認できるように、また出来上がった後、開封しやすい)
②料理のメニューによっては中の具材が多い場合は途中で混ぜられるように空間があるようにするのも一つの方法
③落とし蓋やお皿を鍋に敷く代わりに、空気を少し入れてやや浮き気味の状態にして鍋底に接触しないように調理するのも可能
(落とし蓋…本来調理の際に、材料の上にかぶせて使う蓋ですが、わざわざ持って行くかは別として、100均などでステンレス製の大小様々なものが販売されています)

ポリ袋料理 米落とし蓋

5月 192013
 

ポリ袋料理に必要な準備物【鍋・皿】
《鍋》
アウトドアでは、火力は薪や炭、ガスバーナーコンロやカセットコンロなど様々。鍋もコッフェル、クッカーセット、キャンプ用鍋、家庭用鍋、飯ごうなど考えられます。飯ごうの場合、携帯に便利ですが、薪で調理した場合、側面にも火が回り、ポリ袋と飯ごうとを直接触れないようにする皿なども入らないので、対象から外します。
《皿》
アウトドアでは家庭で調理するときのような適当な大きさの皿はないでしょうから、それに代わるものとしてアルミ食器セットの食器を利用。熱伝導率がよいので、ポリ袋に影響がないか心配なので、またまた実験。

鍋にはステンレスのクッカーセットの鍋を使用し、皿代わりにアルミ食器、赤外線放射温度計を用意。
調理は、スパゲッティ半人前の50gを半分に折り、水1カップ(200cc)と塩少々と一緒にポリ袋に入れて調理。
約7〜8分の湯煎している間の鍋やアルミ食器の温度を計測しましたが、鍋の底の部分の外部温度は100℃は越えていますが、側面部分は60〜70℃ほど。アルミ食器もお湯の温度を超えることはなく、鍋から取り出してすぐ計ってみても鍋の側面と同じくらいの温度に下がっており、その熱伝導率の良さでポリ袋に影響が出るような高温になることはないようです。
スパゲティもちょうどいいアルデンテででき上がり、美味しく頂きました。

放射温度計 スパゲティ料理

5月 142013
 

ポリ袋について、追記情報。
高密度ポリエチレンは100均のダイソーで高密度と明記されて「キッチンパック」として販売されていました。箱に入って表面に「高密度ポリエチレン使用で食品の保存に最適です」と表示されています。側面には特長として「高密度ポリエチレン使用で強度抜群ですので食品の保存に最適。1枚ずつ取り出せるように工夫された親切設計ですので、ばらばらにならず保管できます。」とあります。食品用であり、大きさもこの25cm×35cmが作業がしやすいように思われます。写真は、箱の展開を並べて合体したものです。

キッチンパック

5月 132013
 

ポリ袋料理に必要な準備物【ポリ袋】
《注 意》
100℃以上の耐熱が必要なので、ビニール袋では不適とあります。
ポリ袋の耐熱表記には冷凍を想定したマイナス30℃など記載がありますが、高温の方の記載はありません。ポリ袋の素材には低密度ポリエチレンと高密度ポリエチレンがあり、今回調理に使用する高密度ポリエチレンの方は、耐熱は120〜130℃くらいはあるようで水の沸点100℃を超えていますが、鍋などの調理器具の底に直接触れないように注意しないといけません。
また、子どもたちが袋を真空状態にするのは少々手間なので、ジップロックなどのチャック式のものを検討しましたが、ジップロックは耐熱温度約100℃で、加熱を想定したものではなく、鍋などに触れた部分が耐熱温度を超える可能性があるために湯煎は避けてくださいとなっています。チャック式のポリ袋は諦めて、普通のポリ袋を選定。
《購 入》
高密度ポリエチレンはスーパーなどに設置されている半透明なロール式のポリ袋に見受けられますが、いざ店舗で購入しようとすると高密度ポリエステルと明記されているものはほとんどありません。大概のものは材質:ポリエステルとのみの記載で、まれに低密度ポリエステルと表示されているものもあります。半透明なものが高密度ポリエステルの可能性がありますが、以下にそれぞれの特徴を記載いたします。
●高密度ポリエチレン(HDPE)
特 徴:半透明でフィルムが硬く、コシがあり、引っ張り強さに優れる
耐熱温度:融点は150℃で、湯煎には耐えられる
●低密度ポリエチレン(LDPE)
特 徴:透明性があり、耐衝撃性に優れる
耐熱性:融点は110〜120℃、実用温度はそれより低く、耐熱性に劣る

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