ゲームを人前で初めて指導する場合、長々とゲームの説明をしがちです。ゲームの説明は簡潔に、できれば説明されたのが分からないくらいにスムーズにゲームに入れればいいでしょう。少し複雑なゲームの場合は、ゲームの内容を知っている人を、サクラとして利用するのもいいでしょう。
例えば、「リーダーさがし」のゲームをする場合、
1 | 「私のする動作の真似をして下さい」といって、手を叩くから始まり、膝を叩く、肩を叩くなどの動作をします |
2 | 「では、次に○○君の真似をして下さい」といって、ゲームを知っている人や物怖じしない人にお願いします |
3 | 「これから、リーダーさがしというゲームをします」といって、ゲームの名称を明示し、ゲームの説明をします 次回から、ゲームの名称だけでゲームの説明が不要となります ゲームの内容が同じでも団体やグループ、指導者によって名称が違う場合があるので、グループ内での名称統一です |
4 | 「私が決めた人の真似をしてください」「鬼を一人決めるので、みんなが誰の真似をしているか当ててもらいます」 |
5 | 鬼の人を一人決めて、部屋の外に出て行ってもらいます ゲームを知っている人に鬼やリーダーになってもらうと、みんなにゲームをスムーズに楽しんでもらえるでしょう |
6 | みんなに真似をされる人を決めた後、拍手の動作から始めます |
7 | 鬼に部屋に入ってもらい、リーダーを当ててもらいます |
8 | 最初のうちは、リーダーの方を注視してしまい、早くに当てられたり、鬼が動かないで動作の変化を出来ない場合もありますので、指導者はゲームがスムーズに進むように助言や進行が必要でしょう |